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就労支援事業における業種別の業務の特徴

就労支援事業では、企業から受注した仕事を通して、利用者が実際に業務に取り組む機会があります。

業種によって求められるスキルや作業環境は異なるので、運営者は業務の選定や安全管理、支援体制の整備に注意しなければなりません。

今回は、企業から受注している代表的な業種と、運営するにあたってのポイントを解説して参ります。

目次

製造業

製造業では、部品の組み立てや検品、梱包などの軽作業を企業から受注するケースがあります。

作業の量や難易度を段階的に調整することができるので、利用者が少しずつ作業を覚えながら作業習慣を身につけやすくなるでしょう。

運営者は、作業手順を図や写真でわかりやすく整理したり、チェックリストを作って進行状況を確認したりすることで、利用者がいつでも迷わず作業できる環境を整えていくことが重要になります。

また、作業中の安全管理に気を付けることや作業台や道具などの配置にも工夫して、利用者が安心して取り組める体制を作っていくと良いでしょう。

物流業・小売業

物流や小売業では、商品の仕分けや在庫管理、梱包、レジの補助など業務を受注するケースがあります。

これらの作業はチームで行うことが多いため、協調性を身につけることや報連相の習慣づくりにも役立つことでしょう。

運営者は、作業の負荷や作業環境を調整して、利用者それぞれの特性に応じた業務配置を行っていくことが大切です。

たとえば、簡単な仕分け作業であれば、通所したばかりの利用者でも取り組めるようにするなど、段階的に割り振りをしていくと良いでしょう。

飲食サービス業

飲食サービス業では、調理補助や配膳、接客、清掃などの業務を受注することがあります。

特に厨房での作業は、衛生管理について理解が深まりますし、時間管理の訓練にもなり、利用者が働くという感覚を比較的つかみやすい業種と言えるでしょう。

運営者は、OJT体制を整えることやサポートスタッフを配置するなど、利用者が安全かつ安心して業務に取り組める環境を整えることをおすすめします。

作業手順や注意点を掲示するなどして確認できるようにすると、品質を保持しやすくなるでしょう。

情報通信業

情報通信では、データ入力や簡単な資料作成などの作業を受注する場合があり、基本的にパソコン作業になるので身体的な負担は少なく、集中力を鍛えるのに適しています。

運営者は研修や機材の提供、業務をうまく分担する工夫を行って、利用者がスキルを徐々に習得しながら作業に取り組める体制を整えることが重要です。

作業内容の手順やポイントをしっかり利用者に示すことで、ミスの防止や作業効率の向上につなげることができるでしょう。

その他

このほかには、手工芸や印刷などといった作業があり、業種として分類しにくい作業もあります。

これらは、企業からの受注として行う場合もありますが、事業所内で独自に設定して取り組まれている作業も多く、利用者の特性や希望に合わせて作業の内容や進め方を調整することができます。

販売や社会参加の機会と組み合わせることにより、利用者が日常生活や仕事で主体的に行動できる力を身につけられるようになるでしょう。

参考サイト

就労継続支援A型とB型の違いとは?対象者や仕組みをわかりやすく解説 |株式会社GLUG

まとめ

就労支援では、製造業や物流・小売業、飲食・サービス業、情報通信などの業種を通じて、企業から受注した業務に取り組む機会があります。

運営者は業種ごとの特徴や業務内容、作業手順、安全管理の工夫を理解して、利用者がいつでも安心して成長しながら業務ができる支援体制を整えていくことが、事業成功のキーポイントとなります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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