図書館やレンタルDVDのお店などで会員登録をする際、職業欄をどのように書けば良いか迷われる就労支援利用者の方も多いのではないでしょうか。
一般的な会社員や公務員とは状況が異なり、就労支援施設で働いている方々は、訓練中などさまざまな立場にある方がほとんどです。
今回は、就労支援利用者の皆さんが普段の生活の中で、迷うことなく職業欄を記入することができるよう、具体的な職業欄の書き方や記入の際のポイントについて解説してまいります。
職業欄はどのように書けば良い?
会員登録などの際に書く職業欄は、サービスを提供されている企業などが会員一人ひとりの属性を把握するために必要となる情報です。
そのため、職業欄は、できるだけ現状について正確に記し、必要に応じて補足を加えるようにしましょう。
労働に対して給与が発生している場合は、その職業名を記入します。
一方で、給与が支払われていない場合や訓練中などの場合は「作業参加者」や「訓練中」などと記載すると良いです。
ちなみに、就労継続支援B型の利用者の方は、多くの場合雇用契約を結んでいないため、会員登録において「無職」と記載しても問題ありません。
書き方の具体例
就労支援施設で働きながら給与をいただいている方と訓練や作業の段階で給与が支払われていない方とでは、記載方法が変わってきます。
それぞれのケースを挙げて、書き方を見ていきましょう。
支援施設で働きながら給与をいただく場合
給与をいただいている場合は、就労者として職業名を記載していきます。
たとえば、軽作業を行っている方であれば、「軽作業員(就労支援施設)」、事務職を行っている方であれば「事務職(就労支援施設)」と記すと良いでしょう。
このように、職業名の後にカッコ書きで「就労支援施設」と補足することで、現状が詳しくわかりやすくなります。
訓練中など給与が支払われていない場合
給与がない場合は、一般企業で働くためのスキルや知識を身につける訓練をしている段階になりますので、「訓練中(就労支援施設)」と記載すると良いでしょう。
また、就労支援施設にて軽作業などを行っている場合、就労継続支援B型事業所では「工賃」と呼ばれる少額の報酬が支払われることはありますが、給与としては扱われません。
この場合、「作業参加者(就労支援施設)」と記載すると良いです。
このように書くことで、給与がない活動でも職業欄に現状を正確に示すことができます。
記入の際のポイント
では、ここで職業欄を記入する際に気を付けておきたいポイントについて解説していきます。
簡単にわかりやすく記載する
会員登録などは、あくまで属性を把握するために行われているものですので、長い文章や詳しい説明は必要はありません。
簡単にわかりやすく記載しましょう。
給与の有無や雇用契約を意識して記載する
給与がない場合やB型の利用者など雇用契約がない場合は、無職扱いになることもありますが、現状の活動を補足して書くということが大切です。
第三者に職業を尋ねられた場合の答え方
日常生活において、第三者から「職業は何ですか?」と尋ねられるシーンもあるでしょう。
このような時、給与がある場合は「就労支援施設で軽作業をしています」や「就労支援施設で事務職をしています」などと具体的に答えると状況が伝わりやすくなります。
給与がない場合は、「就労支援施設で訓練をしています」、「作業所で作業をしています」と答えることで、現状まったく働いていないわけではなく、作業や活動をしているというニュアンスをうまく相手に伝えられます。
まとめ
職業欄の記載が必要になったり、第三者に職業を聞かれた際には、現在の活動内容を簡潔に記載したり伝えるようにしましょう。
給与がある場合は職業名を、給与がない場合は「訓練中」や「作業参加者」と補足すると良いです。
B型の利用者など雇用契約がない方でも、活動内容を伝えれば状況をより正確に理解してもらうことができます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
