就労支援のハンドメイド制作がもたらすメリット
就労支援の場では、何かしらの商品を手作りして販売する仕事もよく見られます。
利用者にとって、ハンドメイド制作によってどのようなメリットがあるのでしょうか。
心理的なメリット
就労支援でのハンドメイドで得られるメリットとして、達成感や心の安定、存在価値を実感できるなど心理的なメリットは大きいです。
常日頃から障害があるなどの理由で気持ちがふさぎ込んだり不安定になったりする利用者も少なくありません。
そんな中で、何かを自分の手で作り完成させて、それを販売できるというのは大きな価値があります。
精神的な安定や自己肯定感、苦労して作り上げたという達成感などが、自信にもつながることでしょう。
ハンドメイド制作は利用者の心のケアや成長のためにも、効果的な作業になります。
人との交流や社会参加
ハンドメイド制作は、ほかの利用者と協力し合う場面も多く、会話のきっかけになることもメリットです。
グループ制作となると互いにわからないところを教え合うなどのコミュニケーションを取ることになります。
物を作ることで協調性も身につくでしょう。
事業所で制作した商品を、イベントやさまざまな場所で利用者本人が販売する機会もあります。
そうすると、商品販売という形で社会参加ができて、お客さんとの会話が生まれるのも嬉しいものです。
販売体験によってさらに人との交流が増えて、自らの成長へとつながります。
参考サイト
就労継続支援とハンドメイドの魅力 – 創作を通じて新たな働き方を探索 | 千葉県松戸市の就労継続支援A型ならオリエンス六実
スキル習得と働くことを実感
自分で使うものを作るのとはまた違い、就労支援でできあがった作品は商品化して販売することになります。
お金に替わるものを作るためにはそれなりのスキルが必要であり、ハンドメイド制作を通してさまざまなスキルが身につくこともメリットです。
編み物や裁縫などの手芸のやり方をはじめ、男性でもレザークラフトや木工など将来的にも役立つ作り方を習得できます。
そこから新たに、自身の適性を発見するきっかけにもなるでしょう。
自分が作ったものが売れることで、働く喜びや責任感などを実感できるのも良い点です。
ますます良いものを作ろうという姿勢は、一生懸命働く力になります。
就労支援でのハンドメイドの作品例
実際に、就労支援の事業所で作られているハンドメイド商品をご紹介します。
布製品・縫製アイテム
手縫いもあればミシンを使うこともあり、小さなポーチやマスクから浴衣や服などさまざまな布製品を作ります。
- コロナ禍ではかわいい手作りマスクが人気
- バッグ、ポーチ、巾着袋など実用性の高い布小物類
- 浴衣、スカート、エプロンなど衣服類
アクセサリー
型に流しこむだけのレジンやビーズなどで作るアクセサリー類は、上品でニーズも高いです。
- ペンダント、イヤリング、指輪
- キーホルダー、バッグチャーム
- 季節モチーフのアクセサリー
ニット・編み物アイテム
かぎ針、棒針、それぞれこだわりのデザインで制作するのも楽しいです。
- 手袋、帽子、スヌードなど実用的なファッション関連アイテム
- 手編みのシュシュ
- 編みコースター、編みバッグなどの布小物
- レース編みの上品な敷物やクッションカバー
レザークラフト・木工
男性に人気のハンドメイドジャンルで、実用的ですし高級感もあります。
- 革で作るキーホルダー、名刺入れ、カードケース
- レザーバッグや財布
- 木工のフックや小さなシェルフ
- 木で作るペン立てやトレーなど
まとめ
就労支援でのハンドメイド制作は、商品化することで働く責任や喜びを知ることができます。
自身の適性を知るきっかけにもなるでしょう。
自己肯定感と社会性、スキルが身につくなど、ハンドメイドにより利用者が成長できることは確かです。
以上、就労支援でのハンドメイド制作のメリットについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
