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就労支援で収入を得る価値とは?事業所と利用者の立場から考えてみる

就労支援での収入は、事業者利用者とともに生きるための糧として必要です。

しかし、実際のところ、利用者は障害を抱えた中で稼げる額も限られていますし、事業者も国からの報酬が主な収入となります。

就労支援における収入は、金額だけでは語れない価値があると言えそうです。

ここでは、事業所利用者それぞれの視点から、就労支援の収入の意味と理想のあり方について考えていきます。

目次

就労支援の事業所にとっての収入価値

就労支援の事業所の収入価値は以下のようなものがあります。

  • 利用者の成長を実感できる
  • 事業所の運営安定
  • 地域や企業との信頼関係が深まる

本来、就労支援の事業所の目的は、障害などの病気のために一般企業に就職できない人が社会参加する場を作ることです。

そんな中で、利用者が働くことによって生まれた利益は利用者のリアルな頑張りの成果と言えます。

利用者がスキルを身につけて働けるように成長したことは、イコール事業所の支援の成果とも言えるでしょう。

そして、もちろんのこと、利用者の収入が上がると事業所の評価も良くなり信頼度が高まります。

事業所の維持継続が安定するのも大きな価値です。

「あの事業所は良い、あそこで働けば収入が得られる」という評判は地域との連携強化にもつながります。

良い評価により、企業からの受注業務が増える可能性もあるでしょう。

就労支援の利用者にとっての収入価値

就労支援を利用している人にとっての収入価値は以下の通りです。

  • 生きがいになる
  • 自立へのモチベーションになる
  • 日常の選択肢が広がる

利用者の令和4年度の月額収入は、A型事業所で約8.3万円、B型事業所で約1.7万円です。

決して高い収入ではありませんが、そこには金額だけでないさまざまな価値があります。

何より、障害や病気を抱えながらも自分で稼ぐことができたという結果は大きな自信です。

自己肯定感アップや自立へのモチベーションにもつながります。

将来のライフスタイルを考えるきっかけや金銭管理の勉強にもなるでしょう。

事業所で働きだしたおかげで、欲しい物を買ったり趣味を始めたり、生活の楽しみや質も上がります。

利用者によって、収入を得ることは社会参加の実感、そして自由に生きる手段の一歩です。

就労支援を利用する以前に比べると、日常の選択肢も視野も広がったに違いありません。

参考サイト

令和4年度工賃(賃金)の実績について | 厚生労働省

【就労継続支援B型】工賃ルールと計算方法の基本をわかりやすく解説 | LITALICO仕事ナビ

収入における今後のビジョンや理想のあり方

事業所と利用者が一緒になって、働く意味について考える機会を持つことが必要です。

なぜ働くのか、それぞれの役割ややりがいを話すことで互いの理解も深まるでしょう。

そして、収入の質を上げるために工夫し実行することも重要です。

利用者側は、まだ気付けていないできることがあるかも知れません。

自身の得意分野やスキルを最大限に活かした作業内容が増えれば良いでしょう。

事業者側は、収入アップのために作業の種類を増やせないか、販売チャネルの拡大なども実践したいものです。

さらに、地域や企業との連携プレイを取り入れていくことができればもっと仕事の幅も広がります。

地域イベントへの参加や企業とのコラボ的な企画なども考えてみてはどうでしょうか。

そうすることで収入源は多様化し、利用者が地域の一員として活躍できる場も増やせます。

就労支援にはさまざまな可能性がまだまだあるはずです。

まとめ

就労支援の場において、収入はもちろん日々の頑張りの結果です。

それと同時に、働く意味や価値について考えるきっかけにもなると言えます。

事業者と利用者がお互いに、収入の価値について改めて考えることで、今よりももっと良い支援の場が実現することでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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